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2002年元旦更新 １２月２４日（火） ２００１年も暮れになって、今度は不審船の登場だ。不審船は巡視船との戦闘の末、 自沈した。この不審船はロケットランチャー、機関銃、自動小銃と、重武装してい る。下手をすると、巡視船の被害はもっとひどいことになったかもしれない。巡視船 に死者が出なかったのが不思議なくらいだ。北朝鮮か、あの国は一体何を考えている のだろうか？日本と違って、イスラム過激派だけではなく、戦時意識の国は他にもい くらでもあるのだ。 １２月２７日（木） 紫式部の忘年会が「かに道楽」であるので、懐かしの伊勢佐木町へ。忘年会の前に散 歩をしようと思い、少し早めに行く。伊勢佐木町は昔に比べたら、商店街のアーケー ドが整備され、様変わりしていたが、自分が若くして勤めていた頃の、大横浜を代表 する繁華街の面影は今やない。残念なことだが、仕方がない。商店街の古書店２軒を 覗く。 １２月３０日(日) 久し振りに藤沢周平『三屋清左衛門残日録』（文春文庫）を読了。３度目か。「ほぼ 日刊イトイ新聞」により、藤沢周平が意外と若い人に人気があることに気付き、見直 した。この本には隠居後の日々がしみじみと描かれていて、若い頃には分からなかっ た老境の悲哀が一々同感できる。 １２月３１日（月） 今年もいよいよ終わりだ。今年は二十世紀文庫開店に伴い、沢山のお客様に出会うこ とが出来た。お客様に教わる新鮮な毎日だった。来年こそ良い年でありますように。