11月17日（日）
今日は休日にするつもりだったが、ありがたいことに注文が多く、早朝に車で事務所 へ。早い時間なので、他の事務所は誰も出勤していないから、森閑としている。日米野 球最終戦はメジャーが3連敗を覆して4勝3敗、さすがにメジャーの貫禄だ。イチローも 面目を保った。巨人の松井は日本での最終戦に期待されたが、ホームランが出なかっ た。「日本の松井」、メジャーで頑張れよ。

11月18日（月）
「スーパー源氏」新規データ登録準備のため、今日は事務所に行かず、自宅で登録準備 の勉強に専念する。映画評論家・佐藤忠男が韓国から「王冠文化勲章」を貰った。「韓 国映画の国外での普及に貢献したことが評価され、外国人で最高位とされる勲章」（読 売新聞「顔」）だそうだ。未だ不信感の抜けない韓国とのこういう文化交流は大事なこ とだ。読売新聞「地球を読む」は岡崎久彦「対イラク　日米協調」。岡崎久彦の発言に はいつも注目している。＜日本は集団的自衛権は持っているがその行使は禁止されてい るという、愚にもつかない事をいつまでも言って恥ずかしい思いをするのはもうやめた いと思う＞

11月19日（火）
大相撲九州場所は大関・千代大海も休場となり、遂に2横綱2大関が休場。当然だが、お 客ががくんと減ったようだ。無双山も3敗となり、「22歳大関　独り重責　朝青竜が全 勝街道」（読売新聞）。体は大きくないが、相撲勘と力強さが抜群だ。モンゴル出身の 朝青龍の横綱実現は時間の問題だと思う。

11月20日（水）
巨人が金に任せて、ヤクルトのペタジーニを獲得した。巨人だけにファンも金も集まり 過ぎる日本的風景は問題だ。今日の読売新聞1面「理工系大学生の就職先　メーカー首 位転落　サービス業に明け渡す」。メーカー不調の傾向は日本経済にとって決して良い ことではない。

11月21日（木）
サッカー・アルゼンチン戦は2対0で敗れた。一方、韓国はワールドカップ優勝のブラジ ルに負けはしたものの、2対2の末のPK戦によるものだから、内容が違う。鷲田小彌太 「哲学を知ると何が変わるか」（講談社文庫）を読む。昔から哲学書を読みたくて集め てきたが、まともに読めたことはない。鷲田小彌太の本には前から注目している。

11月22日（金）
読売新聞1面「高円宮憲仁（たかまどのみや・のりひと）親王殿下は（略）心室細動の ため逝去された。47歳（略）三笠宮さま（86）の三男で（略）皇位継承順位は第七 位」。世界史の中で奇跡と言える、日本の皇室について考える良い機会だ。大関・朝青 龍、優勝！モンゴル出身力士としては初めてだ。朝青龍、良かったなー。故国でも喜ん でいることだろう。

11月23日（土）
新事務所に初めて母と妹弟が来てくれた。弟がパソコンラックをワゴンで運んでくれた のだ。ありがたい。久し振りに4人揃って回転寿司で昼食を共にする。古い話だが、高 校時代に世界史の先生が言った言葉を思い出している。＜人生の必読書として、古典3 冊を読むべきだ。「聖書」、マルクス「資本論」、ダーウィン「種の起源」＞　3冊と も前々から読みたいとは思っていたが、1冊も読了できたものはないので、これから再 挑戦したいと思っている。

11月24日（日）
ラグビーの季節だ。全勝対決「早大74点　慶大を粉砕し全勝」（読売新聞）。昨日は見 ることができなかったので録画を見た。これまで全勝の慶大なのに、どうしてこう一方 的な試合になるのだろう。徹底した早稲田の連続攻撃に慶應はなすすべを持たなかっ た。邱永漢「ハイハイQさんQさんデス」は、いつも参考になる意見で一杯だ。＜問題意 識が先にあって偶然が好運をもたらしてくれるのだ（略）問題意識とはあなたが興味を 持ったり関心を持っている問題は何かを自分自身で意識していること＞　「問題意識」 を持っていない人生は敗北者の人生だ。27日に孫と娘を成田空港に迎えに行くので、今 日は車の洗車と整備。

11月25日（月）
成人病検診の検査結果でコレステロールの数値が高いとのことで、投薬が必要になっ た。帰国する孫のために、レンタルのチャイルド・シートを車にセットしてもらう。昨 日TVから録画したので、映画「ナバロンの要塞」を久し振りに見る。面白い。戦争映 画、いや、アクション映画の傑作だ。3時間近い大作を一度に見ることは不可能だか ら、何回にも分けて見ることにしよう。

11月26日（火）
事務所の整理をやっと実行する。パソコンラックの存在が部屋全体を引き締める。次は 商品収納のスチール・キャビネットの全面整理が大変だ。

１１月２７日（水）
早朝、タイから帰省する孫と娘を迎えに成田空港へ。今回は順調に行って、１時間半で 空港に着いてしまい、待ち時間が長すぎた。今回は首都高速道路で行ったが、何回行っ ても横浜から成田までは遠い。話し始めた２歳の孫は元気だ。孫の活力を自分のものに したいものだ。

１１月２８日（木）
今日の「コボちゃん」（植田まさし　読売新聞朝刊漫画）には感心した。「公園デ ビュー」の赤ん坊の場合は、皆に囲まれた明るい雰囲気の中に「まー、かわいい」「い くつ？」だが、中年の「公園デビュー」は、悲惨なことに「あー、リストラで？」「お いくつ？」となる。稲垣武・加地伸行「日本と中国　永遠の誤解　異母文化の衝突」 （文春文庫）は面白い。中国論は何冊か読んだが、この本は対談形式のせいか、ジャー ナリスト・中国学者それぞれの意見が聞けて大いに参考になる。日本人と中国人とは全 く違うことを再確認。

11月29日（金）
今日は免許更新の一般研修が青葉警察で午前中いっぱいかかるので、事務所には行かな い。免許は5年ごとに更新される。5年で区切られてみると、寿命までに後何回くらい更 新できるのかなどと考えてしまう。車で久し振りに孫と娘とラーメン屋に行き、その 後、100円ショップ、電気屋での買物のお供。途中寄ったブック・マートの12月閉店を 知る。中途半端な品揃えのせいだろう。