7月17日（土）　3連休
3連休初日。荷物運搬のため、車出勤するが、幹線道路は避けよう。荷物が多いので、事務所の整理終わらず。8月の飲み会のメールが来た。

7月18日（日）　「ずばり東京」
明日は休むので、今日の午前中は出勤。午後、連休のため、孫たちがやって来て泊まる。2人とも大きくなった。今日の午前中も、スーパー源氏メンテナンス。開高健「ずばり東京」（文春文庫）が結構売れている。この本はノンフィクションの教科書みたいなものだ。その「トルコ風呂」から。〈責任を持たなくていいやつに対してだけ人間は寛容になるんだ。外人に対してこれだけ親切な国民は日本のほかにいないが、日本人同士は知らぬ顔だ〉。

7月19日（月）海の日　「曽我さん一家帰国」
「曽我さん一家帰国　ジェンキンスさん都内で入院」（読売新聞）「司法取引」でケリがつくだろう。休日。3連休最終日。混むに決まっているから、車は使えない。息子も来たので、家族総勢7名の賑やかな昼食。孫たちと当分のお別れだ。課題図書の鈴木孝夫「ことばの社会学」（新潮文庫）が堅実に売れている。

7月20日（火）夏休み　　「酷暑　各地で記録的暑さ」
夏休みが始まった。車で郵便局と医者に寄ってから出勤。暑いので、早々と帰宅。「酷暑　各地で記録的暑さ　都心39.5度」（ＮＨＫ・ＴＶ）。佐野眞一「カリスマ　―中内功とダイエーの「戦後」―　上・下巻」（新潮文庫）が面白い。大作だからじっくり読むつもりだ。

7月21日（水）　麦藁帽子の夏
眼医者に寄ってから出勤。猛暑の日除け対策として、通勤用に麦藁帽子を購入。この種の帽子をかぶっている人は、さすがに見かけないから、気恥ずかしい。映画「人間の証明」のコピー「母さん、あの麦藁帽子を覚えていますか？」を思い出す。

7月22日（木）　「源氏物語」を読みたい
今日は歯医者。年をとると、医者通いが忙しい。ユニクロでショート・パンツを買ったら、中国製ではなく、ベトナム製だった。ベトナムの現在を想像し、何となく嬉しくなった。昔から「源氏物語」を読みたいと考えているのだが、うまく行ったためしがない。この猛暑の季節を過ごすために、また新たな悪あがきを始めよう。吉本隆明「源氏物語論」、大野晋「古典を読む　源氏物語」、中村真一郎「王朝物語」等を読んでみたい。

７月23日（金）
今日は過ごしやすい陽気だ。仕事を早目に切り上げて、関内の「紫式部」で打合せ。タマに「紫式部」の仲間と情報交換することは良いことだ。例によって懇親会で呑みすぎ。

7月24日（土）　新藤兼人「シナリオ人生」
新藤兼人「シナリオ人生」（岩波新書）が出た。すごいや、新藤兼人はもう90歳以上のはずだ。その前に「映画つくりの実際」（岩波ジュニア新書）を読む必要がある。「映画つくりの実際」から。〈私は、私自身のことを書けば、ある程度人間が描けそうな気がしている。たくさん書いたシナリオをふりかえってみて、男はみんな私自身を書いた気がしている。（略）要するに創作とは、自分自身に対する対決であり、自分を試してみるだけのことである〉。

7月25日（日）　キッシンジャー「地球を読む」
休日。読売新聞「地球を読む」は、Ｈ・キッシンジャー。「米外交の地殻変動　重心　欧州からアジアへ　日中露印　新たな役割模索」。〈米国と欧州は、構造的に疎遠になりつつある〉、〈彼ら（日中露印）は、パートナーとしての米国の信頼性と目標達成能力を、判定しようとしている〉。車で中古パソコン店を覗く。

7月26日（月）　天気雨
朝の内、激しい天気雨。天気雨と言うと、黒澤明の映画「夢」の狐の嫁入りの名場面だ。

7月27日（火）
オリンピックが近づいた。選手壮行会の報道が相次ぐ。8月の売上への影響が気になるが、楽しみだ。スーパー源氏としても、オリンピック特集を組んだらどうだろうか。

7月28日（水）　「韓国映画　躍進の秘密」
ＮＨＫ・ＴＶの朝のニュースで「韓国映画　躍進の秘密」を特集していた。近々、「力道山」も映画化されるとのこと。今読んでいる佐野眞一「カリスマ　―中内功とダイエーの「戦後」―」（上・下巻　新潮文庫）は傑作だ。佐野眞一の他の作品も全部読んでやろう。

7月29日（木）　台風、接近中
台風、接近中のため、雨降り。山口文憲「香港　旅の雑学ノート」（新潮文庫）が売れている。この本は香港の単なるガイドブックではない。本は題名だけで判断してはいけない。山口文憲と関川夏央は、是非読んで欲しいおすすめの作家だ。紫式部から横浜港花火大会の案内が来たので、友人たちに連絡。

7月30日（金）　アテネ五輪まであと14日
西に進路を変えた台風の影響で今日も雨。月末なので、郵便局に寄ってから出勤。アテネ五輪まであと14日となった。あと2週間か、楽しみだ。

7月31日（土）　目録「著者別」4名追加
目録「著者別」に「中村真一郎」、「半藤一利」、「福田恆存」、「森本哲郎」を追加。「著者別」は60名となった。今後、毎月増やすつもりだ。今回、自分は行かないが、大阪で紫式部のセミナー。紫式部社長の「今ネット通販市場で何が起きているのか―今後の生き残り策」。